「時代に合わせた働き方を実現したい」株式会社KING.が実施する不動産買取の手法とは?
用途:アウトバウンドセールス
業種:不動産売買
従業員数:1~50名
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株式会社KING.(以下、KING.)は、愛知県内に特化した「総合不動産会社」として、不動産買取を中心に、販売や仲介、査定、リフォームをしています。代表の齊藤祐大さんが大手不動産会社での勤務経験を持ち、お客様のニーズに応じて最適な提案ができることが強みです。

現在、齊藤さんが会社経営において大切にしているのが「時代に合わせた働き方」。その一環として、オートコールツール「オトコル」を導入した結果、集客が効率化でき、想定をはるかに上回る見込み顧客が獲得できたと言います。

オトコル導入による効果や活用方法、率直な感想などを伺いました。

DXがこれからの業界だからこそ、率先してオートコールを導入

――はじめに、齊藤様の経歴についてお聞かせください。

大学卒業後すぐは都内の飲食系企業に勤めて、半年後、地元の名古屋にある不動産会社に転職しました。そこで5年ほど勤務した経験を生かし、雇われ社長として2年間会社を経営して、2019年、自己資本で株式会社KING.を設立しました。

――不動産業界に転職した理由は?

日本の資産家が持つ資産の多くが、不動産関連だと知ったことがきっかけです。昔から自分で事業をしたいと思っていたので、将来的に不動産業界で起業するために、早いうちから経験を積もうと転職しました。

――「不動産買取」では、どういった経路で受注するのでしょうか?

基本的には、仲介業者を訪問して案件を紹介していただきます。最初は自分たちから足を運ぶ必要がありますが、関係性ができてくると、先方から紹介していただけるようになることもあります。

――ちなみに、最初はどのくらい訪問するのですか?

新入社員であれば、1日20社ほど訪問することも珍しくありません。3か月は案件が取れないのが当たり前で、肌感ではありますが、100件紹介してもらってやっと1、2件の成約に繋がります。

――かなりハードですね。

ただ、その難しさが面白さにもなって、頑張れば頑張るほど成果に現れるんです。最初は大変だと思いますが、努力を続けたら報われるのが、この仕事のやりがいだと思います。

――King.は、何名で運営されているのですか?

運営自体は、私一人です。営業活動をはじめ、業務の多くを外注しているんですよ。その分業務が属人化していて、個々の力に頼っている状態なのが当社の課題でもあります。

――そのために、いま力を入れていることは?

ITツールを使ったりしながら、システム化できる部分は積極的にしていけたらと思っています。オトコルの導入も、その試みの一環です。

不動産業界って全体的にIT化が遅れていて、FAXが現役だったりするんです。一方で時代の流れとしては、AIが業務に取り入れられ、働き方に対する意識がどんどん変化しています。当社では、FAXをメールで確認できたり、電子契約書を導入していたり、社会全体のニーズに応えられるようIT化を進めている最中です。

オトコルで集客を効率化!想定の7倍の見込み顧客を獲得

――ここからはオトコルについて伺います。どのような経緯で知ったのでしょうか?

Instagramを見ていたら広告が流れてきたんです。「資料請求だけでもしてみようかな」と、最初は興味本位で問い合わせました。

――導入を決めたきっかけは?

事例を踏まえながら、費用感や見込み顧客の獲得可能性について具体的にお聞きできたことが大きいですね。「これは試す価値がある」と思いました。

――実際に使ってみて効果はいかがでしたか?

不動産買取の集客に活用したところ、想像以上の効果が出ています。

具体的に言うと、「所有不動産を売却したいかどうか」というアンケートを約2万件発信しました。5~10件の見込み顧客を獲得できればと思っていたのですが、35件も獲得できたんです。「5件」という最低ラインから考えると7倍ですよ。

むしろ「追客をどうしよう」という次の課題が出てくるほどで、業務を担当してくれる方の面談を急いでいます(笑)

――集客コストに対する費用対効果はいかがでしょう?

成果が明確に分かるのはこれからですが、高い費用対効果が期待できます。

当社の場合、35件のうち1件でも成約につながれば採算が取れて、利益のことを考えると、3件成約できれば理想的です。

例えば査定の段階だと、あくまで値段が知りたいだけの方も多いのですが、当社では「売却したいかどうか」という質問を出して集客したので、売却意欲が高いお客様が多いんです。それに、オトコルがきっかけとなって成約につながれば、仲介手数料もかかりません。集客コストを抑えられるだけでなく、さまざまな費用面のメリットがあると思います。

――オトコルを導入して率直に良かったことを教えてください。

約2万件の架電をたった3時間で完了できたので、架電業務が大幅に効率化できました。これを一人でやろうと思ったら何日もかかりますから。

――他にも良かった点があれば伺えますか。

デザイン性がシンプルで、操作がしやすい点も良かったです。

あと何より、サポートが手厚いことでしょうか。導入時のスムーズな発信から、終わった後の通話分析まで、段階ごとにサポートしていただけて助かっています。「こういった内容で架電したらどうでしょう」と、私たちに寄り添ってサポートしてくださいました。

それがなかったら、今回のインタビューも引き受けていないかもしれません(笑)

齊藤様②

「柔軟な働き方」において業界を牽引できる会社に

――会社経営について展望をお聞かせください。

「会社を大きくしていきたい」という思いがあります。今回、オトコルを導入して集客の効率化に成功したので、追客をはじめとした他の業務についても、システム化を加速させていけたらいいですね。

――組織づくりの展望もおありでしょうか?

時代の流れに合った会社づくりをすることです。例えば、働く場所や時間を自分で調整できたり、成果に応じて給与が決まったり、一人ひとりがライフスタイルに応じた働き方ができる組織をつくりたいと思っています。不動産業界において、柔軟な働き方を牽引する存在になることが目標です。

――目標の実現のために、オトコルがお役に立てば嬉しいです。

オトコルの導入は、KING.の成長において意義のあるものになるはずです。これからも固定観念にとらわれずに、新しいものを取り入れながら挑戦していきます。

■インタビューにご協力いただいた企業

  • 株式会社KING.

  • 所在地:名古屋市千種区千種3丁目1-5丸正ビル3階

  • 主なサービス:不動産売買、不動産仲介、賃貸事業・リフォーム

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